天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

戦争レクイエム 小澤征爾

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NYの聴衆に強く訴えかけた反戦への祈り・・・松本に続く感動のレクイエム!
深い絆で結ばれた指揮者と演奏者たち・・・・・・ニューヨーク・タイムズ紙


小澤征爾が長い病気療養から初の本格復帰となった2010年12月のカーネギー・ホール「JapanNYC」でのコンサートから、12月18日に演奏された《戦争レクイエム》を収録。ブラームスベルリオーズの大成功を受け期待が高まるなか行われたコンサートは、小澤征爾の体調を考慮し、途中休憩をはさんで演奏されました。渾身のタクトにオーケストラと合唱が一体となった素晴らしい演奏に観客は総立ち。合唱のクオリティの高さが現地でも絶賛された、記念すべきNY公演の記録です。
https://www.universal-music.co.jp/seiji-ozawa/products/uccd-1293/
たしかに録音秀逸、名演なのだろうが、そもそもこの曲をどう受け止めていいかがまだわからない。単純な反戦、平和の祈り音楽でないのは確かだが。ひょっとしたらブリテンはレクイエム聖句 をパロって戦争への怒りを音楽にしたのかも。例えばこんな詩句がある。


The scribes on all the people shove

律法学者たちが全人民を弾圧する
and bawl allegiance to the state,
そして、国家への忠誠心を声高に叫ぶ


ところでほぼ20年使い続けた老眼鏡、度が緩くなって耐え切れなくなった。今日、ジンズで5400円を買う。

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