天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

神は細部に宿る

アプリ10年日記を毎日書いてるので去年の今日を毎日、知ることができる。去年の今日はこんな事を書いている。


音楽は結局、自分の心の影。壮大なヒロイズムロマンチシズムに酔いたかったあの頃はマーラー、残り時間がそろそろ見えてくる今はモーツァルト。音楽を聴くというは自己を学ぶことなり。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/08/09/081346


そこで今朝はフォクルール10枚目オルガン協奏曲を途中で切り上げて内田光子モーツァルトソナタ10番ハ長調K330。音のひとつひとつに真実がある、これはバッハも同じだなどと感傷に耽る。神は細部に宿る。


そういえば今、悪人視されている話題のボクシング連盟会長。

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週刊新潮をdマガで読んで彼の血と骨を知った。
https://magazine.dmkt-sp.jp/list/42_112423
世間は決めつけが好きだが、神は細部に宿る。彼の血と骨、これまでの一日一日が一音同様に真実だ。
そうそう思い出した、車で聞いた野矢茂樹ラジオ深夜便「論理的に話そう」から神の一例。
あの店は旨い、しかし高い
あの店は旨い、ただし高い
「しかし」と「ただし」は受け取り方が異なる。論理的に話すためにはこうした接続詞を的確に使い分けること。神は細部に宿る。