宇宙を支配する数式
阪大サイエンスナイトの第1回に昨夜、行ってきた。
知的好奇心の扉を開く
この世は謎に満ちています。
私達は、なぜ今ここにこうしているのか、それを知りたいと思いませんか。
この世(宇宙)の始まりやこの世の果てを知りたい、
この世を形づくっている物の起源を知りたい、
私たちの体がどういう仕組みで動いているのか、
つまり私たちがなぜ生きているのかを知りたい、
いろいろな物質の不思議な性質の仕組みを知りたい・・・。
理学の研究は、そんな素朴な疑問や興味から出発した研究です。
その成果の一部を、多くの方に紹介し、
少しでも“おもしろい!”という気持ちを
共有していただけたら、と思ってこのイベントを計画しました。
どうか、ひとときの科学の夕べをお楽しみいただければ、と思います。
https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/science-night/
こういう一般向け講座を阪大が開くのは初めてだそうな。懐かしくそしてまた劣等生だったが故の若干の気恥ずかしさを感じつつ理学部キャンパスを歩いて行って来た。
第1回は橋本幸士教授の
宇宙を支配する数式 :
素粒子と重力の統一理論を求めて
Tシャツ+ジーンズ+サンダルが理論物理学者の一般的スタイルだそうな。昨日は白いTシャツ←腹側に「素論」素粒子論のこと、背中が「超弦」超ひも理論のこと、とプリントされていた。
で、宇宙を支配する数式とは
この宇宙、そして物質と力、は究極のところ、何からできているのでしょうか。
我々人類は、素粒子物理学を用いて、この宇宙がたった一つの数式で支配されていることを突き止めました。この数式は、素粒子の標準模型(にアインシュタインの一般相対性理論を加えたもの)と呼ばれ、人類の英知の結晶です。
https://www.asahiculture.jp/nakanoshima/course/2f55b8e5-17a9-1345-3b25-59a4e4558b27
物理学大学院1年講義を1時間半に集約したもので匂いを嗅いだだけだが要するに、物資、力、質量、重力の関係、作用をモデル化した方程式のようだ。
物資は物資素粒子→クォークとレプトン、力は光子、グルーオン、z粒子、w粒子のゲージ粒子、質量はヒッグス粒子、重力は重力子によって構成され、物資と質量は分別されるべきと理解したのが収穫。
ということであっという間の1時間半だった。橋本幸士教授のご本を図書館リクエスト所存の朝ではある。