天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

生きがい4条件

今月の100分名著は神谷美恵子「生きがいについて」

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「生きがいとは何か」という極めてシンプルな問いからはじまる「生きがいについて」。神谷美恵子がとりわけこだわったのは、「生きがい」が決して言語化できない何かであり、考える対象ではなく「感じられる何か」であるということだった。「
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/76_ikigai/index.html#box01


この番組で面白かったのは生きがい4条件。
①自分の生存は何かのためまたは誰かのために必要であるか 
②自分固有の生きて行く目標は何か。あるとすればそれに忠実に生きているか
 ③以上あるいはその他から判断して自分は生きている資格があるか 
④一般に人生というものは生きるのに値するものであるか。


自分をあてはめてみる→①はYES②はやや?③⓸はYES。目標なんかその都度揺れてるものとちゃうん?揺れない目標を敢えて絞れば「丈夫で長生き」になってしまうなあ、芸術家なら芸の探求、信仰者なら神仏に寄り添われることになるけど芸も信仰もない凡人に「目標」は厳しいわあ。
それはともかく、この4条件を必要目標資格価値と覚えておこう。このうち目標が一番難しいが、短歌旧作から解決策発見。


 権力と権威強制嫌ひなり努力もせずにまた夏が来る
だから、「頑張ろう」は廃止して全て「神のご加護」に入れ替えよう。信仰してなくてもいいから。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2015/01/11/050031
お、ええこと書いてるやんか。目標を決めたら努力になってしまう。努力して目標達成できなかったら鬱や。それはしんどいから目標は無し。神のご加護を、でええやんか。だから生きがい4条件は必要ご加護資格価値に修正。