マタイ予習クレンペラー
往年の大歌手、シュワルツコップ、ルートヴィヒ、ディスカウたちとクレンペラーの悠然たる指揮。
香油のエピソード、イエスの受難と裏切りの予言、起きていろと命じておいたのに眠ってしまう不甲斐ない弟子たち、イエスの深い悲しみ、ペテロ否認の予言、そしてイエスの捕縛→弟子たちは皆逃げた、人よ汝の大いなる罪を嘆けコラールで第１部終了。
去年初ライブを前にしての予習記事「キリスト教を作ったのは誰か」から遠藤周作説コピペ。
遠藤さんが疑問に思うのは、なぜ、一部始終を見た弟子が逮捕されなかったのかということです。弟子のペトロ、またはペトロに代表される複数の弟子たちはユダヤ教会と取引し、いわばイエスを売ることで身の安全を得た可能性があることを遠藤さんは指摘しています。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/06/02/052305
遠藤は福音書の裏読みをしてペテロ以下弟子全員共犯の裏切りとその悔根、後悔がキリスト教の起源としている。これが正しいかどうか判断できないけど、受難はイエスの贖罪なる分かりづらいキリスト教理を理解する手がかりではある。マタイ受難曲勉強会が芦屋教会であるそうだから一度覗いてみる所存。
