天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

破獄

オトナシイ北野武なんか面白くない。

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佐久間は浦田を呼び、「足錠をしないのは、おやじさんの配慮ですか?」と言う。だが、浦田は「アメリカさんがうるさいからだ」と言う。
浦田は、高裁では死刑判決にならないのではないか、と言う。そして、「お前のカミさんに会った。お前には帰る巣がある。俺にはない。お前の方が幸せな鳥だ」と諭す。「お前は、俺の息子と同じ年に生まれたんだな」「…ちゃんと規則は守れ」と言うのだった。

http://saku-ara.com/archives/3334

ラストは佐久間の改心

「逃げたって、山の中に1人で帰れず…これなら、なんのために脱走したのかなって。それなら、人のいる町に下りてみようと思った。そこで警官に『佐久間清太郎だ』って言ったら、ホッとして…嬉しいなぁ。りんごもらって、暖かいところさ旅をして。おやじさんを、ずっと裏切ったのに」と言う。

移送される汽車に乗り、佐久間は「俺の家が、あのへんにあるんだ」と言う。そんな佐久間に、浦田は「帰ってこれるよ」と言い、佐久間は涙を流す。その後、府中刑務所に移送された佐久間は、仮出所する昭和36年まで脱獄をすることはなかったという。

自由よりも大切なもの、それは愛と希望かも。

 ところで、隣人肺炎にて大腸内視鏡→ポリープ摘出した病院を今日退院出来ず。退院は早くて月曜、3泊4日見込み。