ハイドン「天地創造」

NHK- FMのクラシック番組は金曜午後のオペラ以外は全てらじる録音しているが、先週のベスクラはルツェルン音楽祭特集→ハイドン天地創造。

▽ルツェルン音楽祭（4）ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
「オラトリオ「天地創造」ハイドン作曲
ガブリエル…（ソプラノ）ゲニア・キューマイヤー
ウリエル…（テノール）マーク・パドモア
ラファエル…（バス・バリトン）フローリアン・ベッシュ
（合唱）ベルリン放送合唱団
（管弦楽）ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
（指揮）サイモン・ラトル

バッハに随分と慣れ親しんできたお陰で齢70近くになってようやく、天地創造を聴く気になった。とはいえ、対訳を見つけてテキストを追う気力まではなく解説記事
http://www.oekfan.com/note/haydn/creation.htm
を頼りにトレース出来て満足。また、映画「信仰と冒瀆の狭間」を先日、観たばかりなので
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2018/01/24/181953
進化説vs創造説、創造説を信じる人に多少は感情移入も出来た。
でも残念なのはこの曲、オールハッピーなこと。禁断の木の実を食べる以前の幸福なエデンの園。神への感謝と賛美アーメンでエンディング。ヘンデルのオラトリオに刺激されてハイドンがその向こうを張ろうとしたみたいだから感謝賛美アーメンはしゃあないか。

ところでこの演奏、BSプレミアムシアターで来月26日深夜にテレビ放送するとのこと。歌詞がテロップで出るし演奏を目で聴くのも楽しみだ。らじる録音、テレビ録画、Netflix、Spotifyと暇つぶしには事欠かないこの幸せを誰に感謝せむか。