音楽は全て自画像
ブルックナー全集カラヤンを踏破したが、あんまり心に引っかかるものがなかった。そこで次の踏破対象を求めて「ブルックナー 指揮」検索→こんな記事が見つかった。
僕にとってブルックナーは人生に不可欠ですが、マーラーはもう一生聞かせないと神様に取り上げられてもあまり悔いはございません。食わず嫌いではなく全曲を真剣に聴いてきた結果そういう結論に至っているのでご容赦いただくしかありません。マーラーファンの方は、きっとお怒りを感じると思われますので、以下はなにとぞお読みならないようお願いいたします。
https://sonarmc.com/wordpress/site01/2014/02/14/ブルックナーを振れる指揮者は?/
俺は半世紀来のマーラーファンなのだが度量が広いので続きを読んだらなかなか面白かった。
僕のイメージでは、ブルックナーは宗教画、風景画、静物画であるのに対し、マーラーは人物画、さらに言えば自画像、時にカリカチュアですらあります。同じ美術館の同じ時代の一画にはあっても、同じ部屋に並べられると違和感がぬぐえません。
なるほど、そう来たか。要するに、マーラーは単なる私小説、それに対してブルックナーは自然や神を描いた偉大な音楽と言いたいのだろう。そこで、俺のブルックナー踏破熱は更にヒートアップ→スクロヴァチェフスキ ×ザールブリュッケんの全集を見つけたので今度はこれを踏破しよう。
音楽は全て自画像ブルックナー愛に憧るわたくし小説