天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

女の愛と生涯

シューマン はなんか好きくない。ようわからんのだ。そんなシューマン の歌曲「女の愛と生涯」を現在予習中。

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というのも今月の阪大ワンコインで聴くからだ。ピアノが武久源蔵!
https://sites.google.com/onecoinconcertforall.com/occa-japanese/受付中のコンサート/峯島望美ソプラノリサイタル女の恋といのち
好きくないシューマン のしかも歌曲とあって先日から予習を開始、今日なんかは4回繰り返し聴いた。

第1曲「あの方に初めてお会いして以来」出会った時のときめきと怖れ。第2曲「誰よりもすばらしいお方」相手を讃え、自分を卑下するものですが、音楽的には優れたものだと思います。第3曲「何がどうなっているのかさっぱりわからない」プロポーズされた驚きと戸惑い。第4曲「わたしの指の指輪よ」婚約の喜びと夫への献身の誓い。第5曲「手伝ってちょうだい、妹たちよ」婚礼の日に妹たちに着付けを手伝わせながら……まあ、のろけてるんですかねw。第6曲「愛しい友のように、あなたは」子どもが授かったことを夫に告げる。第7曲「わたしの心に、わたしの胸に」母親となった喜び、赤ちゃんへのやさしいまなざし。第8曲「あなたはわたしに初めて苦しみを与えました」夫の死による空虚な世界。これもやはり抑制された悲しみが伝わってくる、いい曲だと思います。
http://blog.goo.ne.jp/traumeswirren/e/95df450a00cc38ce6b908995637e9555

男と出会って惚れてしまってプロポーズされてビックリ、婚約指輪がとても嬉しく結婚式では燥ぎ、子供をもうけて母親の愛を誇り、夫に先立たれて悲しみに暮れる。

なんやねん、この歌古臭いというかとにかく違和感。今日4回繰り返し聴いて違和感の理由発見。愛する喜びはあっても愛される喜びが全くないのだ。
耳かきの棒と耳の穴とどちらが気持ちいいか→そりゃあ耳の穴に決まってるやん。愛される喜びのない愛の歌なんて不自然と思ってしまう俺はシューマン を永久に愛せないダロウなあ。