天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

アンドリス・ネルソンス

先日、朝日にネルソンス がショスタコに対てし深いリスペクトを持っているとの記事、そこで今朝はショスタコ8番、9番、今はBGM5番。なるほど、8番は骨太、9番もシニカルに留まらず深く黒く描き出している。

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1978年ラトヴィアのリガに生まれ、1991年までソ連による支配を経験したネルソンス。ショスタコーヴィチとの関わりはラトヴィア人としても、音楽家としても、また個人的にも非常に深い。
http://andrisnelsonsfan.seesaa.net/article/453126644.html

上にリンクした記事にレーニンを神として教え込まれた少年時代、ソ連崩壊・祖国独立に伴う緊張、などが書かれていて、そうした経験を踏まえた上でのショスタコに対する共感、リスペクトだとわかったような気がした。人間、まずは生まれ、育ちやなあ。