天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

加藤一二三の祈り

藤井四段ブームの煽りを受けて、Eテレの将棋番組を録画するようになった。実は将棋が嫌いではないのだ。いや、それどころか生まれ変わったら棋士になりたいと思ったりする。
ところが努力嫌い、根性も無いので棋力は全く無い。でもこのブームに乗って毎週録画→鍛錬しようと思い立ったのだ。なかなか消化出来ず在庫増加するばかりだが。

そしてもひとつはひふみん→加藤一二三。藤井ブームと共にゆるキャラひふみんも人気。五年前に比べてテレビギャラは40倍になったとテレビで言っていたなあ。

そんなひふみんのドキュメンタリーをEテレが真面目に撮った番組「ETV特集加藤一二三という男、ありけり。」を昨夜録画再生。

www.nhk.or.jp

変人だが真摯誠実な人だ。いや、真摯誠実だからこそ変人扱いされると言うべきか。
そして俺の興味は彼の信仰→1970年にカトリック洗礼を受けたとのこと。真摯誠実な人だから将棋に勝ちたいなどと現世利益を求めての入信である筈がない。ネット検索すると
著書「老いと勝負と信仰と」が見つかったのでそのうち読む所存。

目次を拾うと

はじめに 棋士として騎士として
第一部 勝負と信仰
 第1章 勝負も信仰も<真剣に>勝ち取るものがある
 第2章 祈りは人を強くする 勝負強くする
 第3章 「直観精読」初めに感じたことが正しい
 第4章 剛毅と柔和を知れば おそれない、ひるまない
 第5章 人は不完全だからおもしろい、だから生まれる勝負のあや
 第6章 負けを引きずらない、それが希望につながる
 第7章 心地よく生きる、気持ちよく勝負する術

ameblo.jp

キリスト教徒になるつもりはさらさらないが、この目次を見ただけで俺も祈らねば、という気分になっている。何をどう祈ればいいか皆目わからんが。

老いと勝負と信仰と (ワニブックスPLUS新書)

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