天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

罪と赦しもいいけど智慧と慈悲

昨日、バッハクライス神戸→カンタータ初体験のBGM予習×映画ジャストウォッチ検索等したが思いのほか低記憶度だったので、今朝は対訳ドイツ語聞き取り訓練しながら予習。

予習して思うのはキリスト教は罪と赦しの宗教ということ→信じる者は救われる。やっぱりこの宗教には腰が引けてしまう。

これに対して仏教は智慧と慈悲。今月の100分名著が維摩大乗仏教がテーマなのでコピペする。

病気になった維摩を見舞うようにすすめる釈迦だが、誰一人それにこたえる弟子はいない。それもそのはず、維摩は、かつて釈迦の十大弟子全員をその鋭い舌鋒でことごとく論破していたのである。その論点を一つ一つ紐解いていくと、大乗仏教に解かれた重要な教えの数々が明らかになる。浮かび上がってくるのは、「自己分析」と「他者観察」という大乗仏教ならではの二つの手立て。この二つをしっかりやりきり、点検を続けていけば、人は決して独りよがりな偏りには陥らないのだ。第二回は、維摩と釈迦十大弟子や菩薩たちとの議論を通して、「得意分野」にこそ自分の弱点が潜んでいることや、自分との向き合い方の極意を学んでいく。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/66_yuimakyo/index.html#box01

来週放送第2回では智慧の身に着け方を教えてくれるようだ。信じる者は救われるなどとアホな教え→ゴメンねクリスチャンの皆さん。ついでに言うと三田誠広「釈迦と維摩」が俺には凄くためになった。絶版みたいだから図書館で探してください。f:id:doyoubi92724169:20170608050123j:image