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天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

情熱のオルガニスト、冨田一樹

スリリングなコンサートだった。冨田一樹凱旋コンサート。前半を聴いて、情熱的な演奏をする人だなあと思っていたら、後半冒頭のインタビューで磯山雅が「思い切った演奏をしますね」と質問、冨田の答えは「楽譜を読み込んで自分なりのイメージが出来ているから」というもの。

言い古された言葉だが、熱いハートと冷たい頭脳を備えているのだろう。アランやフォクルールやヴァルヒャでたっぷり予習をしていったのだが、そんなスマホ予習では決して味わえないオルガンライブだった。

バッハコンクールでも弾いたパッサカリアを終曲にしていてそれも凄かったが、その前の曲《おお、神の小羊、罪なくして》BWV656が感銘深かった。十字架上のイエスが目に見えるようだった。

冨田一樹、指揮もしたいとのこと。応援させてもらう。

D.ブクステフーデ:プレリュード ト短調 BuxWV149
G.ベーム:《天にいますわれらの父よ》
J.パッヘルベル:《われらが神は堅き砦》
J.S.バッハ:《われら皆一なる神を信ず》 BWV680
      《装いせよ、おお、魂よ》 BWV654
      トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
      プレリュードとフーガ ハ短調 BWV546
      《おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け》BWV622
      《深き淵より、われ汝に呼ばわる》BWV686
      《おお、神の小羊、罪なくして》BWV656
      パッサカリア ハ短調 BWV582
http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1405

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