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天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

生活の次元、人生の次元

5:02 カンタータBCJ巻18
Disc18
ライプツィヒ時代1724年のカンタータ
第66番『喜べ、心よ。退け、痛みよ』BWV66
第134番『おのがイエスの生きたもう、と知る心は』BWV134
第67番『イエス・キリストを脳裡にとどめよ』BWV67
ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
録音:2001年5月

歌詞対訳をネット検索しながら、生活の次元と人生の次元なる言葉反芻しながらひととおり聴く。というのも昨日、ネット検索で遠藤周作の考え方に触れたからだ。

『深い河』が遠藤の遺言的著作だと言う山根氏は、この作品を通して遠藤が次世代に伝えたかったのは、生活と人生の違いだと話した。病気になったり、愛する人を失ったり、「生活の次元」においては苦しいことはたくさんある。しかし、人間にはもう一つの次元があり、それを遠藤は「人生の次元」と名付けた。「生活の次元」での挫折にも、生きる意味を見出す「人生の次元」を小説やエッセイで書き、苦しみを乗り越えて生きるヒントを教えた。
「生活の次元」では医療は治すことが全てだが、「人生の次元」ではホスピスといった考えが出てくる。また、「生活の次元」では死ぬことで全てが終るが、「人生の次元」では死者ともつながり、死後迎えられる世界をも意識する。このような複眼的な2つの価値観を持っていくことを、遠藤は教えているという
http://www.christiantoday.co.jp/articles/16309/20150617/endo-shusaku-inoue-yoji.htm
なるほど便利な複合価値観だなあ。阪神の試合をテレビで観る時は生活の次元、バッハをスマホで聴くのは人生の次元などと使い分ければいいのだ。これを我が得意の人生方程式に当てはめると
人生=生活(損得、好き嫌い、善悪、理非)+人生(苦楽、美醜、虚実)
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/137526/133272/96004953

となる。生活は死によって途絶えても、人生は終わらない。ここに不滅の魂、誕生。されど諸行無常、永遠も不滅もあらず。

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