映画「八甲田山」芥川也寸志と「月の砂漠」と取り合わせ
「クラシックの迷宮」で面白いエピソードを拾った。
「雪」 文部省唱歌、鈴木憲夫・編曲
(1分07秒)
(児童合唱)タンポポ児童合唱団
<KING KICG8591-2>
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片山杜秀 - 雪と氷の音楽 - 「雪」 文部省唱歌、鈴木憲夫・編曲 (1分07秒) (児童合唱)タンポポ児童合唱団 <KING KICG8591-2> …
「映画音楽“八甲田山”から メインタイトル」芥川也寸志・作曲を聴いて「いいなあ、やっぱりこれは日本人の音楽だ」と感じていたら、この曲には下敷きがあるという。
予定をすませ、稽古に参加し、予定をすませた(CLACLA日記) : 第2CLACLA日記から転載。
芥川也寸志の『八甲田山』のテーマ音楽やその下敷きとなった『月の砂漠』(プロデューサー兼脚本家の橋本忍に芥川さんがどのような曲を作曲すればよいのかと尋ねたところ、作品世界に関してこの曲をイメージしていると語ったという)、二つの曲にどこかイメージが重なる『ブルー・シャトウ』
なるほどねえ、脚本家は「八甲田山」と「月の砂漠」との間に思わぬ相関を見い出すんだなあ。まさに(俳句でいう)取り合わせは美の一典型と感じ入った次第。
俳句の技法(承前): かわうそ亭から転載。
加藤楸邨さんの「鰯雲人に告ぐべきことならず」。その解釈(1)。鰯雲がきれいだなあと見ている。ところで、自分が今悩んでいるあの女の問題(あの金銭の問題でも何でも)は、だれにも相談できない。やっぱりいわないほうがいい。沈黙を守ろう。もうひとつの、解釈(2)。ああ鰯雲きれいだな、これをいってもだれもわかってくれないな。二つの解釈で、たぶん俳句の初心者は(2)だけで考えていると思う。そして俳句の専門家は(1)だけで考えていると思う。おそらく、僕は(1)と(2)の解釈の二つが紛れるところが、俳句のあいまい性で、俳句のおもしろさなんだろうと思うんです。正解がどっちとも言えないところがおもしろい。
さて、去年七月から合唱練習していた南大沢ボエーム、明日はゲネプロ。明後日11日は全席売り切れ、14日公演は残席僅少とのこと慶賀なり。
写真は南大沢コミュニティオペラの推進エンジン村上敏明さん砂川涼子さんご夫妻のボエーム舞台写真。14日公演終了後総勢69人の打ち上げ幹事を大過なく務めなくちゃ。来年は「愛の妙薬」が演目との未確定情報あり。
そうそう、「村上敏明と歌う会」ソロコンサート4/18の実行委員長も務めているのだ。生まれて初めての「菩提樹」ソロ練習中。
村上敏明と歌う会 ソロコンサート :八王子市南大沢文化会館:イベント情報
#photoikku ボエームが終われば次はソロコンサート。冬の旅から菩提樹、果たして歌えるのだろうか。
あ pic.twitter.com/LKQcelLTMO
— 土曜日 (@doyoubi) February 8, 2015
Dietrich Fischer Dieskau Der Lindenbaum Die ...
噛めば噛むほど味が出るディスカウ先生。一音一音に心がこもっている。