天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

眠れる美女、那賀川町馬頭広重美術館

映画はそのテーマと最初の20分が勝負。


OUTSIDE IN TOKYO / マルコ・ベロッキオ 『眠れる美女』レビュー

録画番組タイトル紹介でテーマに興味を持って録画しても、最初20分以内に感覚的についていけそうにないと判断したら放棄。この映画は(ストーリーが込み入っているので)なんとかスレスレで合格。

国会議員ウリアーノ・ベッファルディは、ベルルスコーニ首相が進める延命治療を継続させる暫定法案に賛成票を投じるかどうかで頭を悩ませている。法案に賛成票を投じなければ、党の方針に背くことになり、自らの政治生命を危機に晒すことになる。ウリアーノが延命治療の継続に反対するのは、彼自身の妻が病いに苦しみ、延命治療を停止させた過去があるからだが、その行為を許すことが出来ない娘マリア(アルバ・ロケヴァケル)は、父親に辛く当たる。逆境の中で、いかにして一人の人間として正しい判断を下すことが出来るのか、苦渋の選択の中でも人間の尊厳を貫こうとする国会議員ウリアーノをイタリアの名優トニ・セルヴィッロが重厚な存在感で演じている。

上を読んでナルホドと背景納得したところでシューベルト弦楽四重奏D.87なう。

 朝体重、久しぶりに81割れ、80.9慶賀^_^。

 

眠れる美女 [DVD]

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