天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

初詣仲見世を行く不精髭

昨夜観戦し切れなかった箱根駅伝録画を今朝も。雪残る箱根の山を駆け上がれ。あ、駒大選手、必死にゴール踏破^_^

 
録音成功(第1回は失敗、ラジ録め)グルダ変奏曲第2回×浅草へ、グルダ×ザビヌルが絶品、モーツァルトシューベルトはイマイチだが皇帝はいいなあ、諧謔味が共通性かも。
 
9時過ぎ浅草寺、南無観世音菩薩、早い時間なので空いてた。
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時間及び体力消耗するべく上野まで歩く。公園逍遥後渋谷へ山手線。
渋谷ぼてぢゅう/東急プラザ閉館とは知らなんだ。グルダ変奏曲×昼寝@グリナード。
 
箱根駅伝×遠藤周作「イエスの誕生」読了。検索して見つけた記事から要点引用。
著者が私たちに伝えたかったことは主に三つある。
 一つ目は、弟子たちの人間臭さである。弟子たちは保身のためにイエスを裏切る。イエスを本当に理解した後でも、自らの身を守るために仲間のステファノを見捨てる。彼らの弱さに私たちは安心する。他にも、ポーロは自尊心が強く、ペトロは弱気である。私たちに彼らに対する親近感を与えてくれる。
 二つ目は、三つの謎である。イエスと、ペトロ、ポーロ、ヤコブら使徒は、惨めな死を遂げた。「なぜ彼らほどの人物が惨めな死を神に与えられたのか」。これが一つ目の謎である。
 ローマとユダヤの間で戦争が起き、ユダヤは負け、神殿は燃えた。そんな時にも関わらず、「なぜ神は沈黙しているのか」「なぜキリストは再臨しないのか」。これが二つ目、三つ目の謎である。これらの謎は解かれない。故に信仰のエネルギーとなっている。
 三つ目は、イエスの持っていたXである。イエスは、彼自身が信仰の対象となった。弱かった弟子を殉死を遂げるまでの強い存在にした。死後すぐにイエスに関する神話が流布された。これらはどれも普通では考えられないことである。それを可能にしたイエスが持つX、これを筆者は探し続けているという。
イエスの持っていたX」は俺には感じられない(感じられたら信仰するだろう)が、要するにキリスト教は不合理故に信仰す、である。永遠に沈黙している神を遠藤周作は同伴者(イエスは私の心の中に居る)として信じたと考える。
 


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キリストの誕生 (新潮文庫)

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