抽象化モデル上のドラマを描くのが園子温
1961年、イタリアの国際テレビ映画祭で金賞を獲った映画音楽「シンフォニー・ジャパン」。
この作品は、外務省が海外に日本を紹介する目的で制作された、当時では珍しい音楽映画です。
水力発電、鉄鋼、造船、高速道路、航空機など当時の産業やインフラの映像に、團伊玖磨作曲・指揮のシンフォニーを乗せ、ナレーションは一切ありません。当時売れっ子の写真家だった大竹省二が監督し、プロデューサーにイアン陸奥陽之助、監修に市川崑など、当時の音楽界・映像界の気鋭が集められました。写真家・大竹が独自の視点でとらえた高度経済成長期の日本の姿と、團伊玖磨の壮大な楽曲が相まって、幻想的な世界を醸し出しています。
元の映像は映像と音楽のみ、ナレーション無しだけど、CM・ナレーションも入っている番組なので集中鑑賞意欲喪失。手空き時鑑賞録画とする。
園子温「ちゃんと伝える」、「希望の国」「愛のむきだし」に続く俺にとっては3本目園子温作品。
人気グループ・EXILEのAKIRAが主演を務めたヒューマンドラマ。タウン誌の編集者として働く史朗の下へ、父が倒れたとの報せが届く。父の命が長くないことを知った彼は、子供の頃から敬遠していた父と、初めて真剣に向き合うことを決意するが…。
癌になったらどんな治療をするか(手術、抗癌剤など)が大きな問題になる筈なのに、そこは全く省略といううのが不思議。抽象化モデル上のドラマを描くのが園子温なのかと距離感あり。
この映画の面白い所って、アメリカとパキスタンの合作映画って事だろう
アメリカの俳優は英語を話し、アラブ系の俳優はパキスタンの公用語であるウルドゥー語を話す
そして中東の国であるカタールのドーハ映画協会が製作に参加し、監督はインド出身のミーラー・ナーイル
世界はまさにグローバルということを実感させてくれる。森有正「日本の湿潤な風土から外へ出ようとしない(使えそうなものだけ取り入れる)内向き文化」を思いつつ鑑賞。30分以上を残し幻想交響曲@小澤征爾SKF3014に切り替え。
朝刊流し読み後、鈴木章太「ユダヤ教 キリスト教 イスラーム ─一神教の連環を解く」をちょろっと読み、ムハンマドの人物像をもっと知りたくなったが、手頃な本はないものか。
聖蹟郵便局、銀行、幸楽園、南大沢ヨーカドー。
鬼平/ゆるすぎて耐え切れず途中放棄。ポワロ「象は忘れない」複雑過ぎて謎解きされてもすっきりせず。「寅次郎紙風船」が身の丈ほどほど。
ちゃんと伝える スペシャル・エディション [DVD] - Amazon.co.jp DVD・ブルーレイ | AKIRA, 伊藤歩, 高橋惠子, 高岡蒼甫, 奥田瑛二, 園子温
唐沢美智子
「ディヴェルティメント 変ロ長調…
まり平師匠×エクの演奏会(2015.3.15)「フィレンツェの思い出」が楽しみなリマインド予習用録音。 唐沢美智子 「ディヴェルティメント 変ロ長調…
「映画【ミッシング・ポイント】を観た / 原理主義者はアメリカがお好き」 : NEW WAY.NEW LIFE