天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

白鳥の歌

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ご縁でシューベルト白鳥の歌」ライブを聴く機会を得た。こういうことでもないときちんと聴かないので昨日から謹聴予習開始。
昨日はプリン・ターフェル、今日は矢張りこの歌曲集はテノールでとイアン・ボストリッジ、しかし人工的歌唱に耐えられず途中放棄。
そこで過日FMクラシックの迷宮で接したマーク・パドモアを思い出して謹聴。柔らかく自然、その人間性を感じさせてくれる名唱。
イタリアオペラ激情もいいけれどドイツリート沈潜叙情に感じ入った。明日はフィッシャーディスカウを聴こう、Spotify様々。

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エク京都定期

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クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか・山田百子・吉田有紀子・大友肇
曲目・演目:
ハイドン弦楽四重奏曲 第31番 変ホ長調 作品20-1
ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59-3
ドヴォルザーク弦楽四重奏曲 第13番  ト長調 作品106


会場の京都府民ホール アルティに着いて当日券シニア2千円確保←安すぎるよ!
時間待ち、すぐ前の御苑散策。紅葉する木は殆どなくて松を眺めて砂利を踏む。
会場に戻って列の2番目に並んでいたら東京から追っかけ隊。半刻ほど歓談していたら開場→最前列確保。
ハイドンドボルザークは初聴←予習十分済み。ラズモ3番名曲名演、フーガが素晴らしい。舞踏の権化交響曲7番より余程好きなのを改めて実感、ベートーベンの思想がどうのこうのは無関係、純粋な音の喜び。
あとはアンコール気分でドボルザーク、ちょっぴりしつこいなこの曲。アンコールもドボルザーク糸杉、ビオラソロにブラヴァ


ところでエクの配置が替わっていた。対向配置は同じだが、1st、Vc、Va、2ndの順。消息筋に尋ねたら2ndを際立たせようとのこと。内声がよく聴こえるのは嬉しい。お陰で内声ユニゾンが強調されてた感じ。
さてこれでまた来年京都。いや大晦日に上野に行くんだった。

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平均律アファナシェフ

グールド 、ヴァルヒャ、シフの平均律を何回か聴き通したので趣向を変えようとSpotify平均律」検索したらアファナシェフが見つかった。

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テンポが遅いせいか重く聴こえる。速い曲想では突き刺さってくる感もあり。グールド は遊んでいたなあと思ったりもする。これもご縁だから聴き通すがしんどいぞ嬰ハ短調

朝ドラ「まんぷく」

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同居人の付き合いで以前から朝ドラは録画していたが今回の朝ドラは積極的に毎日鑑賞。「百円の恋」「かぞくのくに」などで注目していた安藤サクラ主演だからだ。共演の長谷川博己もテレビドラマで漱石を好演したのを偶々観て名前を覚え、先月はdTVで彼の主演「小さな巨人」をちょっぴり辛抱しつつ観た。

ただ鬱陶しいのは武士の娘おばはん松坂慶子。毎回同じパターンで苦笑させられる。大根という世評もあるみたいだが、シナリオのせいなのか演技のせいなのかとにかくなんとかして欲しい。

チキンラーメン成功までは絶対に描くだろうがカップヌードルはどうかなぁ。先日、アマプラ プロジェクトXカップヌードル感動物語を見たが仕事出来損ないの昔を思い出してしもたわ。

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https://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88X-%E6%8C%91%E6%88%A6%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1-%E9%AD%94%E6%B3%95%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3-82%E5%84%84%E9%A3%9F%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%81%E3%82%93%E3%83%BB%E3%81%A9%E3%82%93%E5%BA%95%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2%E5%8A%87/dp/B000068WJL

Fire7内部ストレージ不足

目覚めて寝床タブレットFire7起動したら「内部ストレージ不足」メッセージ。
あれえ困ったなぁ、どうしたっけと自ツィート検索

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そうかそうか、リセットしか対処策は無かったんだあとリセット着手しようとして、バックアップ確認したらオフになっている。オンにしてスリーブさせたがバックアップしているか否か不明。待ち切れずリセット実行→1時間以上経過してようやくリセット&バックアップからの復元終了。iPhoneからFire7にイヤホン切り替えて古賀の楽しみBGM中。
Fire7とても安く買えたタブレットだけどゴミが溜まって2カ月に一回は内部ストレージ不足になるのが癪のタネ。

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ミケランジェリのドビュッシー前奏曲集

前奏曲集予習→最初はエマール、なかなか入って来なくてポリーニ見つけたけどこれもイマイチ。そこで「Debussy prelude」Spotify検索してミケランジェリ

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これがなかなかいい。ドビュッシー曖昧模糊を打破するようなメリハリ効いたシャープな演奏。名前しか知らなかったミケランジェリ、個性的と感興を覚えた。そこで試しに「ミケランジェリ」検索→誰方か先達が前奏曲集プレイリストを作成→借用して聴いてるが矢張りミケランジェリにしても心像なかなか結ばず。旋律なし調性も浮遊する音楽は鬼門やなあ、意地になって毎日予習中。
 

素粒子から素波動場へ

阪大サイエンスナイト「量子力学とエレクトロニクス」

http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2018/10/18/053140

で参考文献として挙げられていた本

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に取り組んで途中挫折。しかし著者吉田伸夫の解説切り口が面白そうなので図書館から更に借り出して「素粒子論はなぜわかりにくいか」読書中。

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https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%A0%E7%B2%92%E5%AD%90%E8%AB%96%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A5%E3%81%AE%E6%89%89-%E5%90%89%E7%94%B0-%E4%BC%B8%E5%A4%AB/dp/4774161314

わかりやすそうで面白いのだが、ラグランジアン、作用などが挫折のネタになりそう。そこでこのような木には囚われず森を復習しておくべく「吉田伸夫 アリストテレス デモクリトス バネ」検索して見つけた記事からコピペ。

 


場の量子論

素粒子に関する理論はデモクリトス的な原子論からアリストテレス的な場の理論へと転換がなかれた。何もない真空の中を粒子が飛び回るという原子論は否定され、あらゆる領域に場が存在し物理現象を引き起こすという考え方が正当化されたのである。(21ページ)

空間と一体化した場は、電磁場・電子場・クオーク場・グルーオン場・ヒッグス場など何種類もあり、多数の場が同じ地点に重なって存在して相互に影響を及ぼしあう。(22ページ)

吉田氏は場の考え方を理解する為「無数のバネを連結したモデル」を使って説明する。

http://kocho-3.hatenablog.com/entry/2013/12/11/080931

この記事にあやかって今日の日記のタイトルは素粒子から素「波動場」とする。俺は粒子の集まりはなくて波だったのだ。様々な波動の運動や干渉が粒子的な振る舞いをする、それが素粒子のように見えるのだ。俺は現象、全ては波動。