生涯勉強一生聴楽
体育→ジムは一昨日から今日まで休館休講なので日中は専ら社会科と理科。まず社会科は
BS1スペシャル「なぜ日本は焼き尽くされたのか~米空軍幹部が語った“真相”」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2409266/index.html
アメリカが無差別焼夷弾空漠に至った経緯がよくわかった。焼夷弾より原爆の方が人道的と考えた米政権幹部もいたとのこと。
そして「後妻業の女」
http://www.gosaigyo.com/sp/
大竹しのぶならでは+適役豪華キャストを愉しんだ。
次に理科→大栗博司「重力とはなにか」再読。
http://cotanote.com/archives/12102
特殊相対論〜一般相対論まで読了。一般相対論を一口で言うと、質量が時空を歪めること。
夜はダメ虎広島戦体育課外授業→途中嫌気放棄、Amazonプライムビデオ寅に切り替え。
虎よりは寅が結論の1日であった。
ビーバーのロザリオのソナタ集
今週の古楽の楽しみ、担当は鈴木優人。この人の担当の回は面白いプログラムが多いが、今週はビーバーのロザリオソナタ集。
「ロザリオ・ソナタ」は別名「ミステリー・ソナタ」とも呼ばれ、多くの謎と神秘、そして底知れぬ魅力をもつ。
ヴァイオリンによる宗教大作であるこの曲は、受胎告知からキリストの受難と復活を経て聖母マリアがキリストによって戴冠されるまでを描いた壮大なもの。
それを声楽抜きでヴァイオリンと伴奏鍵盤楽器だけで描写するという野心作である。
作品は全部で16曲からなる。
15の合奏ソナタと無伴奏ヴァイオリンによるパッサカリア。15のソナタには明らかな表題はついておらず、それぞれの楽譜の楽曲表示の前に小さな木版画が貼り付けられている。それらは聖母マリアの生涯における15の秘蹟を表している。すなわち、
第1番 「受胎告知」/
第2番 「エリザベツ訪問」/
第3番 「キリスト降誕」/
第4番 「イエスの拝謁」/
第5番 「神殿のイエス」/
第6番 「イエスのオリーヴの山で苦しみ」/
第7番 「鞭打ち」/
第8番 「いばらの冠をのせられ」/
第9番 「十字架を背負う」/
第10番 「磔刑」/
第11番 「イエス復活」/
第12番 「イエス昇天」/
第13番 「聖霊降臨」/
第14番 「聖母マリア被昇天」/
第15番 「聖母マリアの戴冠」/
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/biber
これらの曲を様々な演奏家による演奏で聴かせてくれる。月曜放送の第1回はWi-Fi不通騒動のため聴き逃したが、第2回を聴いて面白かったのでSpotifyでレイチェル・ポッジャーの録音を見つけた。
器楽のみによる受難音楽なんだけど、そんなことにこだわらなくても聴ける。バロックの重厚な音楽はバッハに限らないと実感した。
そうそうポッジャーもあんまり知らないなあ。ウィキに項目なし、プレコンバロックなる団体を率いてフーガの技法を録音したんだって。これも聴きたいな。
締めは毎日モーツァルト
一昨日来のWi-Fi不通事件も昨日午前で解決←NTTモデム入力ケーブル外れが源因、おそらく、不通の対処で電源ケーブル抜き差ししたのでその際に手が滑ってしもたのだろう。
今朝は心安らかにWi-Fi環境下でカンタータBCJ巻38、グールドのイギリス組曲などを聴楽、締めはいつものごとく内田光子モーツァルト 幻想曲ハ短調KV475。
あれ、ソナタとちゃうのにソナタ集に入ってるやんかと不思議に思いネット検索。
この曲は、出版された時には、そのあとにピアノソナタハ短調K457が続き、この2つを組み合わせて演奏されるようになっています。おそらくそれはモーツァルト自身の指示であったと思います。現在出版されている楽譜も、ほとんどそうなっていて、一対の作品として扱われています。
https://blogs.yahoo.co.jp/jgda_1960/28086921.html?__ysp=44Oi44O844OE44Kh44Or44OIIOW5u+aDs+absiDjg4/nn63oqr8=
ふーん、そういうことかと納得。
聞き覚えのある曲だったが、こういう機会でもないと謂われは調べないだろう、まさにネットのお陰であった。生涯勉強一生聴楽。
ところで画像は幼子イエスを抱くシメオン。
25 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。26 そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。
http://www.ogaki-ch.com/preaching/Special/2010/2010Xmas_03.htm
Wi-Fi不通→被害甚大
朝イチで電源を入れてみたがNG、ランプステータスは一見正常なのに、昨日の朝から生じているWi-Fi不通、被害甚大だ。
1.FM録音不可←パソコンがネットにつながらないので。きらクラの気障ふかわりょうトーク、今週は聞けなかったではないか。名演奏ライブラリーもダメ、ストコフスキー2回目だったのに。現代の音楽→カンチェリ2回目もだ、悲しい。
2.Spotifyもオンラインでは聴けず。4Gではデータ量を喰うので聴きたくないのだ。
3.Amazonプライムビデオ観られぬ、寅を楽しんでいるのに。
午前はいつも通りにジム、ソフトバンクコールセンターには午後電話←つながるまでが一苦労。LANケーブルでつながるか否かやってみろと言うだろうなあ、面倒臭い。
ショルティのヴェルレク
明日の川瀬賢太郎京響に向けてリマインド。
ヴェルディ:レクイエム(死者のためのミサ曲)
ジョーン・サザーランド(S)
マリリン・ホーン(Ms)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
マルッティ・タルヴェラ(Bs)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音:1967年10月、ウィーン(ステレオ)
カラヤンもいいけどショルティの方がゴツゴツ骨筋が通っているようでいいかも。ショルティはシカゴSOともこの曲を録音しているので明日、気が向いたら聴いてみよう。
ところでメゾを歌ってるマリリン・ホーン、剛直な声が印象的。ウィキを見ると
以上のような功績にもかかわらず、遅くとも1990年代までの日本におけるホーンの評価は、サザーランドのそれと同じくお世辞にも高いものとは言えなかった。その理由として、ホーンの声が強靭で野太いものだったこと(それこそがロッシーニのオペラの英雄役としての成功を収めた要因であったが)に対する生理的な嫌悪感を日本の評論家たちが抱いていたことが挙げられる。
とあったので判官贔屓、マリリン・ホーンのマーラー リッケルト歌集を聴いてみたがイマイチ。声に艶が欲しいな、思索的観念的ドイツ物には歌唱が合わないのかも。
ご縁のバティアシュヴィリ
グールドのイギリス組曲1番、4番を左手に着目して聴いた後、バティアシュヴィリのアルバム「時の谺」からペルト「鏡の中の鏡」を聴こうと開いたら、カンチェリがあったので驚いた。
リサ・バティアシュヴィリ/≪時の谺≫ ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番/カンチェリ:V&V ペルト:鏡の中の鏡/ラフマニノフ:ヴォカリーズ 他 【CD】
https://item.rakuten.co.jp/es-toys/4988005643988/
というのもこのアルバム、渋ちんの俺が買って所有しているからだ。きらクラで知った「鏡の中の鏡」をショスタコ協奏曲テレビで知った美人バイオリニストで聴けるんだったらと決断したんだなあ。だから、カンチェリも聴いてるのにペルトとショスタコに耳目集中して、聞き流していたんだわ。
カンチェリは心の深層、生きものとしての人間の原初的感情に突き刺さって来る。不思議な音楽だ。
バティアシュヴィリは最近、バッハを録音したみたいで、Spotifyで見つけておいた。そのうち聴く。カンチェリ、バティアシュヴィリそしてジョージアとはご縁があるとしておこう。