天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

4980円タブレット購入見送り

「価格が最大のイノベーション」-- Amazon、実質4980円タブレット新Fire 7 / HD 8発表
http://japanese.engadget.com/2017/05/17/amazon-4980-fire-7-hd-8/
Amazonプライムに衝動入会してテレビ用スティックも衝動勢い買い、その勢いでタブレットも買ってもいいかと昨日から大思案。

でも流石に今回は見送り。大き過ぎてジム×ウォークマンの後継機種としては不敵。また、寝床プライムビデオ鑑賞→今朝はiPhone×アルゲリッチ鑑賞、iPhoneでさえ片手持ちシンドイのにタブレットは持てぬ老人は嫌だ。

面白くて安いマシンはすぐ欲しくなるが、生活の中でちゃんと使えるか否かをしっかり考えたのは進歩と自賛する朝なり。f:id:doyoubi92724169:20170710055343j:image

 

バッハ・テレマン・ヘンデルついでにミゼット

昨日、池田市民文化会館←駐車場無料^_^
のイベントスペース←至近距離で聴くチェンバロ^ - ^f:id:doyoubi92724169:20170709054956j:image

が終わって会館の片隅に懐かしのミゼット発見。f:id:doyoubi92724169:20170709055022j:imagef:id:doyoubi92724169:20170709055043j:imagef:id:doyoubi92724169:20170709055101j:image

 

町のヘリコプターだったそうな。
そうか、ダイハツ本社は池田市にあったなとウィキを見たら

日本で最も歴史の長い量産車メーカーで、大阪高等工業学校(後の大阪帝国大学工学部、現大阪大学工学部の前身)の研究者を中心に、1907年に「発動機製造株式会社」として創立された。

とあった。ダイハツは町の星なんだ。

モテットBWV227の研究

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今朝はリフシッツ平均律マイアミライブpart2、折角のライブ映像なのに途中寝落ちしてもた、勿体無い。
そこで来週ライブ→コルスシンフォニアクス
https://www.concertsquare.jp/blog/2017/201706014.html
に向けてモテット「イエス、わが喜び」研究。といっても次の記事を読んだだけだが。

第1曲と第11曲は音楽的には同一です。第10曲は第2曲の縮小形にカデンツァを付加したものと言えます。中心となる第6曲の大規模なフーガの両脇には、3曲セットでカンツィオナル形式のコラール・3声のポリフォニー・コラール変奏が置かれています。
 このようなシンメトリー構造をバッハは度々彼の作品で用いています。例えばロ短調ミサのクレドヨハネ受難曲の第2部、カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」を思い起こせば、彼がいかにこの構造に特別な意味をこめていたかが分かります。
http://www.salicuskammerchor.com/single-post/2016/03/08/第18回-J-S-バッハのモテット(その4)

バッハの音楽は構造的、数学的。対訳を見ながら聴いて耳覚えが出来てそれだけで分かったつもりになってはイカンなあ、と勉強好きの俺は思うのだ。

リフシッツ平均律マイアミライブ

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アマゾンプライムビデオにリフシッツ平均律マイアミライブ発見。
平均律クラヴィーア曲集全曲 リフシッツ 4850円
http://books.rakuten.co.jp/rb/12088190/

アップルミュージックで音だけを聴いていたのだが、まさかプライムビデオで映像も見られるなんて→これだけでプライム年会費3900円の元が取れるなあ。

曲の並びが面白い→巻1の一曲の次には巻2の同じ調性の曲というように、巻1と巻2とを連続対比して聴けるようにしている。巻1と巻2の間の20年に思いをはせよという演出かもしれない。

全48曲265分、4パートに分けて収録されていて、今朝はまずパート1鑑賞。心配なのは配信終了すること←フールー「カーネーション」で痛い目にあったからなあ。
まあでも形あるものはいつか壊れる、いのちは有限、配信終了されたら潔く諦めよう。

画像は萬鉄五郎「もたれて立つ人」。日本人が初めて描いたキュビズム絵画とのこと。
http://aokisekkei.exblog.jp/13286160/

アマゾンプライム衝動入会

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FBに広告を出して来るTVfrogなる代物

2017年は2016年よりもケーブルテレビ会社にとってよくない年になりそうです。この8700円のガジェットで月額のテレビを支払わなくてよくなります。 📺📺
仕組みはこちらです : https://goo.gl/VJf5vK
https://www.facebook.com/coollltechnology/videos/10155312465829404/

FBの広告がガセネタなんてと思いつつも買物に行ったついでにエディオンに寄る。その手の商品があったら店員にインタビューしてみようと思ったからだ。

結局、小心な俺はインタビューも出来なかったが、アマゾンのFire TV Stickの宣伝チラシを見てアマゾンプライムを思い出した。

帰宅してアマゾンプライム研究→クラシック音楽ビデオが結構あるじゃん、アバドマーラーとかBCJヨハネ受難曲とか、オペラは椿姫しかないな、男はつらいよは全作観られそう、などと。
アマゾンプライム入会→送料無料も悪くないし、アマゾンミュージックも聴けるし、年間プラン3,900円は魅力的だなぁとその気になってしもうたおっちょこちょい。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201445010

アマゾンミュージック、試しにグバイドゥーリナを英字でも検索してみたが出て来ず、音楽の豊富さではアップルミュージックに劣る←これは以前に研究済み。やっぱりアップルミュージックは手放せないなあ。

しかしながら生来の新し物好き、Fire TV Stick4800円発注&アマゾンプライム入会してもたがな。物が明日到着したら早速セッティング→ヨハネ受難曲BCJをテレビで観るぞ。全てはご縁、FBガセネタ広告のお陰なり。


画像はラ・トゥール「疑惑のトマス」←キリストの復活に出会わなかったので復活を信じなかった弟子。疑うのは信じたいからだ。

グバイドゥーリナを聴く

f:id:doyoubi92724169:20170705060336j:imageFM「現代の音楽」を毎週録音一応聴いている。先週は21世紀の潮流グバイドゥーリナその1→クレーメルが録音して一躍グバイドゥーリナの名前が西側に知られるようになったオッフェルトリウム。

グバイドゥ?リナ オッフェルトリウム

グバイドゥ?リナ オッフェルトリウム

 

 

聴いて拒否感ではなかったのでネット検索したらヨハネ受難曲ヨハネ復活祭オラトリオがあるではないか。アップルミュージックにもリリングの音源あり、独日対訳もネットで見つかったので聴いてみた。

koshiro-m.cocolog-nifty.com

ヨハネ黙示録からのテキスト引用もあるので終末感風味もあり、音楽は聴きやすくもあり難解でもあり、でも箸にも棒にもかからん現代音楽にはあらず、グバイドゥーリナがどんな興味と発想で受難曲、復活祭オラトリオを作曲したのか知りたくはなった。

これも何かのご縁とオッフェルトリウムとカップリングされている「T.S.エリオットへのオマージュ (1987)_八重奏とソプラノのための 」を聴いていたら寝落ち→奇怪な夢を見た。

そのうちいつか、ヨハネ受難曲をまた聴いてみよう。

画像はカラヴァッジョ「聖トマスの懐疑」

カラヴァッジョ(カラヴァッジオ)-聖トマスの懐疑(聖トマスの不信)-(画像・壁紙)

 

ついでながらフールーで映画「復活」を先日鑑賞。キリスト教徒になるつもりはさらさらないが、復活したイエスのイメージはお陰で形成できた。処女受胎したイエスだから復活でも再臨でもなんでもありだわ。

 

 

加藤一二三の祈り

藤井四段ブームの煽りを受けて、Eテレの将棋番組を録画するようになった。実は将棋が嫌いではないのだ。いや、それどころか生まれ変わったら棋士になりたいと思ったりする。
ところが努力嫌い、根性も無いので棋力は全く無い。でもこのブームに乗って毎週録画→鍛錬しようと思い立ったのだ。なかなか消化出来ず在庫増加するばかりだが。

そしてもひとつはひふみん→加藤一二三。藤井ブームと共にゆるキャラひふみんも人気。五年前に比べてテレビギャラは40倍になったとテレビで言っていたなあ。

そんなひふみんのドキュメンタリーをEテレが真面目に撮った番組「ETV特集加藤一二三という男、ありけり。」を昨夜録画再生。

www.nhk.or.jp

変人だが真摯誠実な人だ。いや、真摯誠実だからこそ変人扱いされると言うべきか。
そして俺の興味は彼の信仰→1970年にカトリック洗礼を受けたとのこと。真摯誠実な人だから将棋に勝ちたいなどと現世利益を求めての入信である筈がない。ネット検索すると
著書「老いと勝負と信仰と」が見つかったのでそのうち読む所存。

目次を拾うと

はじめに 棋士として騎士として
第一部 勝負と信仰
 第1章 勝負も信仰も<真剣に>勝ち取るものがある
 第2章 祈りは人を強くする 勝負強くする
 第3章 「直観精読」初めに感じたことが正しい
 第4章 剛毅と柔和を知れば おそれない、ひるまない
 第5章 人は不完全だからおもしろい、だから生まれる勝負のあや
 第6章 負けを引きずらない、それが希望につながる
 第7章 心地よく生きる、気持ちよく勝負する術

ameblo.jp

キリスト教徒になるつもりはさらさらないが、この目次を見ただけで俺も祈らねば、という気分になっている。何をどう祈ればいいか皆目わからんが。

老いと勝負と信仰と (ワニブックスPLUS新書)

老いと勝負と信仰と (ワニブックスPLUS新書)

 

 

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